Last update: Mon, 28 Dec 2009 21:36:11 JST
[サイトのトップ] [GNOME] [987 Boxster] [SW20 MR2] [About Me]+ 最新刊「マリア様がみてる マーガレットにリボン」(今野緒雪)を読了。
+ 今回は本編ではなく短編集で、 「フレーム オブ マインド」と同じように短編と短編の間を一連の話で繋いだ形式。 結構この形式は気に入っていたりする。
+ 「デビュー」。 今回何に驚いたって、 先代薔薇さま方全員のエピソードがあったこと。 その第1弾が先代紅薔薇さまこと水野蓉子さま。 進学を気に心機一転キャラを変えようとしたが上手くいかなかった話。 まあえてしてそういうもの。 祐巳の親しみやすさというのは蓉子さまにも印象深かったということか。 まあ、 祥子さまをああも変えてしまったわけだしね。 それはともかく、 挿絵の川藤さん、 いい感じなんですけど。
+ 「ライバルがいいの」。 先代黄薔薇さまこと鳥居江利子さま。 山辺先生とは上手くいっているようだが、 今回はその娘さんとのエピソード。 子供相手に立ち回る江利子さまの機転というか目線の揃え方というか、 感心することしきり。
+ 「フィレンツェ煎餅を買いに」。 先代白薔薇さまこと佐藤聖さま。 なんと祐巳たちの修学旅行についてまわった「聖さま目撃情報」の正体が今ここに明らかに(笑)。 イタリアまで来てインコに一生懸命な聖さま....うーん、 マイペースだ。
+ 「『さん』付け問題」。 大学時代のサークルでも学年によってまちまち。 自分らの学年は男女間は「さん」とか「君」とか付いていて、 男性同士は呼び捨て、 女性同士は「さん」付け、 が多かったと記憶する。 一方、 1つ上の学年は、 男女問わず呼び捨て、 という印象(全員が全員ではないと思うけど)。 「呼び方で距離や仲を測れるものではないし」とはごもっとも。
+ 「僕の兄妹」。 志摩子さんの実の父親とその弟のお話。 志摩子さんの出生にまつわる話も出てくるので、 前回、 乃梨子に明かし、 今回、 由乃さんや祐巳も知るところとなった志摩子さんの秘密(大袈裟)が我々読者も知るところとなったのである。 なるほどねー、 って感じ。
+ 「ユミちゃん絵日記・未来編1」。 またまたびっくり。 なにがびっくりって、 蟹名静さまの登場に。 ラストでの祐巳の行動がいい感じだった。
+ 「ユミちゃん絵日記・未来編2」。 瞳子とのデートですよ。 割といい感じのやり取りの様子。 まあ、 この姉妹はこれからだし色々楽しみではある。
+ 「青い傘の思い出」。 「あの」青い傘がどのような旅をしてきたのかが分かるエピソード群。 なんていうか、 読んでいて(自分の境遇と照らして)考えさせられるエピソードがいくつかあった。
+ 「マーガレットにリボン」。 先程も出てきたが、 前回に乃梨子が知ってしまった志摩子さんの秘密は、 一体いつどのように他の人(特に由乃さんや祐巳)が知ることになるのだろうか、 と思っていたら、 もう次の巻(この本)で明らかになってしまった。 まあ、 あまり引っ張っても仕方が無いし、 そもそもこの3人の友情を考えれば、 そう簡単にどうにかなってしまうとも思えない。
+
今回の挿絵は先代薔薇さま方3人のみ。
なんと山百合会の現役の皆様の挿絵は無しというから驚いた。
まあ、
久々の登場だし問題ないでしょう(ようするに先代薔薇さま方もお気に入りなので)。
+ 作業待ちの間、 911を試乗させてもらおうかと思ったら、 デモカー期間終了で売れてしまったとの事。 無いものは仕方が無いので、 ケイマンSのTIPを試乗させてもらうことにした。
+ 試乗車のケイマンSは、 左ハンドルのTIPでスポーツクロノパッケージ付きでPASMは無し。 いつも走るコースを1時間ちょっとかけて一人で試乗してみた。
+ さすがに3.4Lの295PSだけあって、 加速感は2.7Lとは大違い。 ターボの過給が効き始めてからの加速感とは違ったリニアな加速感が素晴らしい。 けど、 吹けの良さというか爽快感は2.7Lの方が勝っていると思う。 車重は殆ど変わらないはずなのに、 どこかモッサリ感が付きまとっているような気がする。 それはTIPであるが故かは不明。
+ TIPのDモードの面白いところは、 じわりとアクセルを踏んでいくと普通のATみたいにどんどんシフトアップして低回転を保つのに、 一気にアクセルを踏み込むとホールドしたまま6000回転(あるいはそれ以上?)まで引っ張ってくれるのである。 ここまでは最近のATでもあると思うが、 その状態でアクセルを緩めてもすぐにはシフトアップしないのである。 更に、 急減速時にはシフトダウンをしてくれるので、 再加速がとても楽。
+ あとは、 スポーツクロノパッケージでスポーツモードに切り替えたときの挙動が明確。 いきなり1つシフトダウンして回転数があがり、 その後はシフトアップがより遅れる方向の動作になる。 TIPだけどスポーツ走行を楽しみたいという向きには是非お薦めである。
+ 高速巡航が楽そうなのは言うまでも無い。
+ 次は911の試乗車があるといいなぁ。
+ 奥さんがインプレッサのスポーツワゴンWRXを点検に出したので、 受け取り時にSTIを試乗させてもらった。
+ オプションのレカロシートとBBS18インチ鍛造ホイールが装備されている。 エンジンは営業の人がかけたのでボタンによるエンジンスタートを体験することはできなかった。 アイドリングの音からして気合充分。 ツインテールパイプの更に2本出しで合計4本出し。 壮観である。
+ クラッチペダルはそれほど重たくない。 普通に1速に入れて発進。 ステアリングは程よい重さ。 最初はSI-DRIVE (SUBARU Intelligent Drive)をIntelligentモードに。 ちょうど最初の道の前方に車がいなかったのでアクセルをジワっと踏んでみるが、 まるでターボらしさは無くトルクの太いNA車みたいな感じ。 営業の人に「かつての『どっかん』は全然ないですね。最近はこういうのが流行なんですか?」と聞いたら、 次の角を曲がったところが折りしも直線で前方に車はいない、 というところで「ではSシャープ(Sport Sharpモード)にして見てください」と。 言われるがままにスイッチを押してからアクセルオン....おおっっっ!何だこの加速はっ!?
+ 要するにこれまでの露骨なターボ感はSport Sharpモードということだ。 で、 通常の街乗りなどはIntelligentモードで低燃費ということらしい。 NA派の自分としては普段はIntelligentモードで充分。 中間のSportモードでもそれなりの加速感はあるが、 Sport Sharpモード程ではない。 高速道路での追い越しはSportモードで充分だろう。 一方、 サーキットやワインディングなどできびきび走りたい場合はSport Sharpモードでもいいかもしれない。 峠だとSport Sharpモードは持て余し気味な予感。 とにかく、 スイッチ1つでこれだけキャラクタの異なる乗り味が楽しめるのには驚いた。 昨日のTIPケイマンSのスポーツモードのようだ(変化の差はそれ以上)。
+ あとホイールベースが2625mmもあるのに最小回転半径が5.5m。 鋭角の交差点で意外にもコンパクトな回頭性を見せた。
+ 足回りもスポーツワゴンのようなふわふわした感じは一切無く、 硬めで好印象。 ただ、 人によっては硬すぎると感じるかもしれない。 ブレーキはリニアな効きでこちらも好印象。
+ フロントボンネットのエアインテークの張り出しが少なくなったので、 視界が若干広くなったように感じる。
+ ハッチバックタイプなので、 リアシートが倒せる。 これならコントラファゴットも楽に積めそうだ(笑)。
+ 試乗コースに上り坂が無かったので、 ヒルスタートアシストを体験できなかったのが残念。
+ というわけで、 性能面だけでなく実用面も含め、 かなり使い勝手の良い車という印象である。 2.0Lでこの性能だから恐れ入る。
+
奥さんと交代で試乗したのだが、
奥さんにも好評だった模様。
ただ、
いかんせん価格が。
オプションを一切つけなくても乗り出しで400万超とのこと。
まあ今のスポーツワゴンももうすぐ5年で既に5万キロ超というところだから、
まだまだ頑張ってもらわねばなるまい。
+ 故あってFantom-XRと拡張音源ボードComplete Orchestraを利用して、 短いピアノ六重奏を書いているのだが、 なんていうか、 ピークメーターがクリップしないように注意しながら、 聴感上のレベルをあわせるためにフェーダーをいじっても、 VUメーターが振り切れたりするのだ。 どうやらフルートとかクラリネットとかホルンのような高次倍音が比較的少なめの音色が、 音圧を稼いでしまっているようだ。
+ シンセ主体の曲だとマキシマイザなどを使ってわざわざ音圧を上げるのに対して、 こういった曲はダイナミックレンジが広いせいか、 マキシマイザを使うと部分的にVUメーターは振り切れっぱなしになったりするのだ。 EQで低域を削ってもこれだから大変。 かといって、 コンプを使いすぎるとアコースティック楽器によるアンサンブルらしさがなくなるから始末に終えない。
+
現在はアンサンブルを一発録りしてからトータルEQなどを使っているので融通が利かないが、
アレンジが固まったらパート毎に録ってからチャネルEQに活躍してもらう予定。
そうすれば、
もうすこしマシな2トラックが出来ると期待している
(まあ、単純に経験値不足なだけだと思うが....)。
メールはこちらへ...[Hideki AWATA (llyr @(at) nifty .(dot) com)]
この日記は、GNSを使用して作成されています。