Last update: Mon, 28 Dec 2009 21:44:50 JST
[サイトのトップ] [GNOME] [987 Boxster] [SW20 MR2] [About Me]+ 秋葉原の楽器店で色々と物色。 といっても、 MelodyneとかACIDとかは箱を眺めるだけなのだが。
+ 今回のメインは、 新たな音源探し。 ずっとSC-88ProとU-220でやってきたので、 そろそろ拡張してもいいかなぁ、 と。 で、 候補の一つがローランドのFantom-XR。 SRXエクスパンションが6枚もささるので、 かなり幅の広い音源にすることも出来そう。
+ 88鍵キーボード付きのFantom-X8にラックタイプのFantom-XRが接続されていて、 そのFantom-XRにヘッドホンがついていたので、 プリセットを色々と聴いてみる。 やっぱり音のクオリティは随分いい印象。 それでもオーケストラ系はまあまあといったとこか。 おそらくSRXで補うことになるのだろう。
+ 音色もそれなりにエディットできるみたいなので、 結構良いかも。 概ねU-220の置き換えにもなりそうな感じ。
+ 同じ店でEWI4000sの試奏が出来るということで、 早速試奏してみる。
+ いままではヤマハのWX11だったので色々と戸惑う。 まず、 息が管の中を抜けていかないので、 口の端から息を逃がさないとすぐ苦しくなるということ。 もっとも、 これはすぐ慣れたので全然問題なさそう。
+ やはりキーではなくタッチセンサーというのが一番大きな差だろう。 とにかく触れると音が変わってしまうので、 慣れるのが大変そう。 オクターブキーはローラータイプなので、 1オクターブずつの移動ならヤマハのより楽に出来る。
+ 音源内蔵で本体重量が結構あるのに、 試奏環境ではネックストラップがなかったので、 指がすぐ疲れてくるし、 指だけで楽器を支え無ければならないので、 指が回らない。 また、 右手親指からだんだんずり落ちてくるから、 勝手にピッチベンドがかかったりして、 散々。
+
それでも結構面白そう。
欲しいかも。
音源込みで10万円弱というのは、
WX5とVL70-mの組み合わせより3万円以上安いんだよなぁ。
もっとも、
コントローラはWX11のままでVL70-mのみ買う、
という選択肢も無くは無い。
+ 故あって、 自分の持っているCDのなかからノリのいい曲を選んで「ベスト版CD」を作ることになった。
+ で、 とりあえず候補となる曲のWAVデータを集めてきたのは良いが、 昔の曲はレベル的に随分余裕があるのに対して、 この頃の曲はピークはほぼフルスイングしていて、 音圧がものすごいことになっている。 これらの曲を単純に並べると、 レベル差が激しすぎて同じ音量で聴き続けることが困難なので、 曲同士のレベル調整をしなければならない。
+
こういったマスタリング作業にはWAVELAB6とかSound Forge8といったソフトウェアがあるが、
とりあえず手元にあるAdobe Audition 1.5を使ってみる。
基本的に波形編集ソフトウェアなので、
破壊編集が中心であり、
元のWAVは保存しておく必要があるのだが、
Hard Limitの使い勝手が大変良い。
-0.1dBでクリップさせて、
元の音圧に応じて6dBから12dBくらい持ち上げてあげれば、
概ねこの頃の音源と対等に聴ける。
+ これまでAdobe Audition 1.5は個々の波形編集にしか利用してこなかったので、 マスタリング用の機能は全然使ったこと無かったわけだが、 今回「波形グループのノーマライズ」という機能を発見。
+ なんとこれが、 選択した複数ファイルの音量(音圧)についての統計情報を取り、 ファイル群の平均的なレベルあるいは指定したレベルに、 聴感上のレベルを合わせてくれるのである。 レベル合わせには先日述べたHard Limitを利用するため、 クリップが発生する箇所はリミッターが働く。 事前にクリップ発生箇所の割合もファイル毎に分かるので、 適切なレベルを選択することが可能なのである。
+ Undoは効くが、 基本的には破壊編集なので元データを残しておきたい場合はバックアップは必須。 とはいえ、 手軽にレベル(音圧)あわせが出来るので、 便利である。
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